06 0910 神柄加(かむからか)見欲賀藍(みがほしからむ)三吉野乃(みよしのの)瀧乃河内者(たぎのかふちは)雖見不飽鴨(みれどあかぬかも)
かむ-から 【神柄】:神の性格。神の本性。「かみから」とも。◆多く副詞的に用いられて「神の性格がすぐれているために」の意。
み-が-ほ・し 【見が欲し】:見たい。
吉野は吉野山あるいは吉野宮(宮滝遺跡)を指し、神性を称えている。
たぎ・つ【×滾つ/▽激つ】: 水が激しく流れる。水が逆巻きうねる。
かふ-ち 【河内】:川の曲がって流れている所。また、川を中心にした一帯。◆「かはうち」の変化した語。
『飽』の字には少なくとも、飽(ホウ)・ 飽きる(あきる)・ 飽かす(あかす)の3種の読み方が存在する。
『鴨』の字には少なくとも、鴨オウ・ 鴨かもの2種の読み方だが、この場合万葉仮名として「か」と訓。
五句目(みれどあかぬかも)は、(みれどあかぬか)
かむからか みがほしからむ みよしのの たぎのかふちは みれどあかぬか
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