06 0956 八隅知之(やすみしし)吾大王乃(わごおほきみの)御食國者(をすくには)日本毛此間毛(やまともここも)同登曽念(おやじとぞおもふ)
やすみ-しし 【八隅知し・安見知し】:国の隅々までお治めになっている意で、「わが大君」「わご大君」にかかる。
「食国(をすくに)」:食をもって国を治める。
『此』の字には少なくとも、此(シ)・ 此(これ)・ 此(ここ)・ 此の(この)・ 此く(かく)の5種の読み方が存在する。
間:[音]ケン(呉)カン(漢)[訓]あいだ 、ま(表内) あい、あわい[あはひ]、しばら-く、しば-し、ひそ-か、うかが-う、しず-か、はざま、このごろ、まま、へだ-てる、まじ-わる、あずか-る、か-わる、い-える
此(ここ)+間(このごろ)=(ここ)
おや・じ 【同じ】:同(おな)じ。
思ふ(もう):念ふ。「思う」の意味で用いられることのある表現。古語。
明らかに、「長屋王の変」に対して、忠臣であることをほのめかしている。
やすみしし わごおほきみの をすくには やまともここも おなじとぞもふ
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